レスキューゴル君
保健所に持ち込まれ、レスキューされたゴールデンの男の子を家族の一員として迎えることにした。
ある保健所に元飼主が、黒ラブちゃんとゴールデンの2頭を持ち込んだらしい。
そこでは、飼主が直接持ち込んだワンコはその日のうちに殺処分されてしまうらしい。
そんなゴールデンの命を救ってほしいとの電話をもらい、とりあえずうちで一時預かりすることにし、保健所の殺処分を免れることができた。
一緒に持ち込まれた黒ラブちゃんも、レスキュー活動を行なっている人によって殺処分を免れたらしい。ホッと一安心。
でも現実にはレスキューされずに殺処分されてしまうワンコがたくさんいる。
たまたま連絡のあったワンコだけを救ってあげることしかできないということを考えると、複雑な思いだ。
そのゴールデンは保健所で数日を過ごし、その後レスキュー活動をしている人の所でしばらく過ごした後、こちらにやってきた。
行きつけのドッグカフェに7日の夕方到着したそのゴールデン君、まずはカフェの方でお手入れとシャンプーをしてくれた。
ずっと緊張した顔つきだ。
でも、耳掃除や爪きりなどのお手入れ、そしてシャンプーやブローなどを全然嫌がらず、じっとしている。
到着した直後、連れてきてくれたレスキューの女性にべったりくっついていたゴル君。
「僕のことを置いていかないで」っていう感じで、人に一生懸命すがっている様子が伝わってくる。
保健所に持ち込まれてから、ものすごい不安な状態で過ごしてきたんだろうなぁ~。
ちなみに、このゴル君の名前と生年月日は不明。
推定3~4歳・・・?
この日はとりあえずカフェでお泊り。
そして翌日、カフェのママさんがゴル君を獣医さんに連れて行って、フィラリアと検便の検査をしてくれた。
とりあえず異常なし。
その後にカフェにお迎えに行き、いよいよ我が家へ。
ゴル君の名前は「琢翔(たくと)」にした。
通称、たっくん。
出迎えた夏鈴に興味津々。
早速ニオイを嗅ぎまくり。
夏鈴はドン引き
たっくんは、去勢をしていないので、夏鈴に対して乗っかろうとしてくる。
夏鈴は、肉食系男子がかなり苦手
だからしばらくは、たっくんにはリードに繋いだままで過ごしてもらうことにした。
本当は自由に過ごしてもらって、うんとリラックスしてもらいたいのだけど、先住の夏鈴にもストレスを与えないように配慮しないといけない。
夏鈴はいつものように悠々とソファーの上でまったり。
たっくんは、リードに繋がれたまま緊張と不安でいっぱいの状態。
たっくんは、こんな子。
推定3~4歳と言われましたが、ひょっとしたらもうちょっと若いのではないかと思う。
2歳くらいなのかも。
たっくんの足裏の肉球は、黒くて柔らかい状態。
それって、ほとんど散歩していなかったっていうこと
ちなみに今の夏鈴の肉球は、石ころみたいな色でガッチガチに硬い。もちろんご幼少の頃は、真っ黒でプニョプニョだった。
たっくんは、ほとんど歩いていなかったせいか、下半身がものすごく貧弱で後足が弱々しい。
それに少々栄養失調気味。
これからうんと栄養を付けて、いっぱい歩かせて、しっかりと筋肉を付けていかなくちゃ。
我が家に来てからのたっくんは、不安でいっぱいなので、ずっとピーピー泣いてばっかり。
私が傍にいないと、すぐにピーピー泣き出す。
そして私の行く手を阻むようにしてくっつきまわる。
とにかく置いてきぼりにならないようにと必死になっている感じ。
でも私は家事や仕事をしなくちゃいけないわけで、たっくんの傍にずっと付いていることはできない。
そこは割り切って、たっくんにかまい過ぎることなく普通に過ごし、ピーピー泣いても放っておくことにした。
しばらくは不安なんだろうけど、そのうちにそんなに心配しなくてもどこかに置き去りにされるということはないんだということがわかるだろう。
時間をかけて安心感を身に付けていってもらうしかないかな。
土曜日から夏鈴地方は土砂降り
夕方のお散歩では、真鈴のお下がりのレインコートをたっくんに着せてみた。
レインコートを着せても全然嫌がらない。
土砂降りの中、嬉しそうにお散歩をした。
しかし、土砂降りの中、たっくんと夏鈴のお散歩をそれぞれするのはかなりしんどいなぁ~。
でも可愛いわが子たちのために頑張らねば
夏鈴は、たっくんに対してずっと遠巻きに様子を見ている。
でも少しずつ距離が縮まってきたかな。
近づいてきた夏鈴に対して、執拗にニオイを嗅ぎまわるたっくん。
夏鈴はお地蔵さんのように固まってしまった
今後、夏鈴がたっくんに対して馴染んでくれるかどうか・・・
その辺が大きな課題だ。
たっくんは栄養状態が良くなったら去勢手術をする予定だ。
そうすることで、夏鈴に対する接し方が変わるかな?
ふたりが良い関係になってくれることを期待したい。
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